日本では喪中期間中はお正月のお祝いを控える風習があります。
しかし、うっかりお正月に飾るしめ縄や鏡餅を買ってしまった!または購入した後に喪中になってしまった場合にはその処分方法をどうすればいいでしょうか?ここでは喪中で使わなかったしめ縄や鏡餅の処分方法をご紹介します。
喪中のお正月のしめ縄処分法とは
喪中によって使わなかったしめ縄、人に譲るのも違うような気がするし、来年に使いまわすわけにもいきませんよね。
ではどうすればいいのしょう。
答えはズバリ。
通常通りに処分する です。
先に書いた通り、しめ縄は来年に使いまわすものではありません。
新しいしめ縄をこのまま処分するのはもったいないという気持ちもわかりますが、「縁起物」であるしめ縄は毎年新しい物にするべきです。
今年用に用意したしめ縄は今年中に処分してしまいましょう!
その処分方法ですが、近くの神社で行われる【どんと焼き】に持って行って焼いてもらいましょう。
どんと焼きの開催日は地域にもよりますが、小正月の1月15日に行うところが多いようです。
いつどんと焼きが行われるかわからない場合はお近くの神社へ問い合わせて見ましょう!
喪中のお正月の鏡餅の処分方法とは
では鏡餅はどうすればいいのでしょうか?
こちらも違う意味で「来年に使いまわして・・・」とはいかない品物ですよね(食品なので)。
鏡餅は本来であれば1月11日(地域によって異なる場合があります)に鏡開きをして、木槌でお餅を食べやすいサイズに切って食べるのですが、
喪中の場合は鏡開きなどはせずに、鏡餅をただの「おもち」と割り切って普通に食べやすく切って食べましょう。
喪中だからと言ってお雑煮を食べてはいけないという決まりもありませんので、
普通にお雑煮に入れたり鍋に入れたりぜんざいにするなどして美味しく食べてしまいましょう!
それでもしめ縄や鏡餅の処分に困ったら・・・。
住んでいる地域のどんと焼きのスケジュールに予定が合わなかった等でしめ縄の処分が出来なかった場合や、
おもちがぼんやりしている間にカビてしまった場合など、
先にご紹介した処分方法では解決できないのであれば思い切って捨ててしまうしかありません。
しかし、縁起物をゴミとして処分するのはやはり抵抗がありますよね。
そんな時には以下のようにして処分しましょう。
1.白い紙に包む
2.塩を振って清める
3.他のゴミとは別に分けてゴミに出す
しめ縄が大きすぎる場合などは小さく切ってしまってもいいそうです。
もちろんゴミを出すのは「燃えるゴミの日」です。
最後に
今年は喪中だというのに、家族がしめ縄を買ってきてしまった。。。という経験があります。
せっかく買ったものなので勿体ないとも思ってしまいそうですが、お正月は来年も来るのでここは気持ちを切り替えてしまったほうが楽だと思い、その時は年明けに近くの神社で行われているおたきあげに持っていきました^^;