妊娠5カ月目の戌の日、安産祈願をしに行くのが一般的です。
関西にお住まいの方なら兵庫県の中山寺が安産祈祷で有名ですよね。
その時にお腹の中にいた赤ちゃんを無事出産し、育児にも慣れてきた頃・・・
「あ!腹帯返してない!」
環境が変わってバタバタしているうちにすっかり忘れてしまってた、
なんて方も多いのでは?ここでは中山寺でもらった腹帯の返却の仕方をご紹介します。
中山寺でもらった腹帯を返してない!
そういえば中山寺でもらった腹帯って返すんだっけ???
でもいったいどうやって、何を返せばいいの?お金はかかるの?
と迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
腹帯を返し、観音様に無事に出産出来た事のお礼と
今後の成長を願って中山寺へ参拝する事を【お礼参り】と言います。
中山寺で安産祈祷をしてもらった場合、
腹帯とお守り(御符)、
そして後に郵送で送られてくる
お札を貰っているはずです。
お礼参りでは腹帯・お守り・お札・ 御符を返却します。(ほぼ全部ですね)
それとは別に必要になってくるのが1,000円のお納め料と新しいさらしです。
新しいさらしを用意出来ない場合はその代わりに500円を用意する必要があります。
お礼参りに必要な物
・中山寺で貰った腹帯
・お守り
・御符
・お札
・お納め料1,000円
・新しいさらし もしくは 500円
中山寺でもらった腹帯の返し方は?
腹帯を返す際に必要なものはお分かり頂けたと思います。
では実際いつ、どうやって返しに行けばいいのでしょうか?
お宮参りは生後一カ月がめやすとなっていますが
(中山寺では男の子は生後31日目女の子は生後32日目をめどにいくのがいいようです。)
腹帯を返すお礼参りは特に時期が決まっていません。
かといって、無事出産出来たことのお礼をしにいくのですから
あんまり遅くなるのも良くないですよね。
しかし、産後すぐの安静にしなければいけない時期や、
まだ産まれて間もない赤ちゃんを真夏や真冬に連れ出すのは大変ですので、
気候の良い時期を待つなどしてお参りに行けばいいようです。
また、産後一カ月に行くお宮参りと一緒にお礼参りをしてしまう人も珍しくありません。
関連記事:中山寺でお宮参り!食事の場所や記念写真撮影のおすすめスポットをご紹介!
新しいさらしはどこで買うの?
お礼参りをする際には先にご紹介しましたように
新しいさらしが必要になるのですが、
中山寺の最寄り駅の「中山観音駅」から中山寺へ行くまでの参道にも売っていますし、
近くの駐車場でも売っていたりします。
値段はだいたいどこも600円程度です。
必ず新しいさらしを購入しなくても、
「さらしの代わりに500円を納める」という方法もありますので
どちらでも好きな方を選ぶといいですね。
お礼参りをすると観音様のお守りを貰う事ができます。
中山寺の腹帯の返し方は郵送でもいいの?
中山寺が遠くてなかなかお礼参りに行けない・・・
でも出来るだけ早く腹帯を返却したい。
という方は、郵送でお礼参りをすることが出来ます。
その場合便箋に
【希望の祈祷名(今回の場合はお礼参り)】
【お子様の名前・ふりがな・生年月日・性別・両親の名前・ふりがな・住所・電話番号】
を記入し、
【返却するもの・お納め料・新しいさらしもしくは500円】
を同封して中山寺に送付すると後に観音様のお守りが送られてきます。
遠かったり、忙しくてなかなか行くことのできない方には嬉しいサービスですよね。
●中山寺で貰った腹帯の贈り先●
郵便番号665‐8588
大本山中山寺
電話:0797‐87‐0024
最後に
たまに外出する事は気分転換にもなりますし、
出来れば直接お礼参りに行くのが良いとは思いますが、
慣れない子育てで疲れているときに、
「早くお礼参りに行かなければ・・・」と気に病むのなら
郵送で済ませてしまってもいいと思います。
要は、一番大事なのは無事に産まれたことを感謝する気持ちなのですから。
しかしやっぱり郵送ではなく中山寺へ行こう!という場合は
お礼参りについて具体的な流れを書いている
こちらの記事も参考にしてください(´ー`)