熱中症で体温が低下したり下がる場合もある?体温が何度だと熱中症?疑問にお答えします!

459bc73d05522456c1b9838896edd7e8_s暑い夏が近づいてくると増えるのが熱中症ですね。
体温がどんどん上がってめまい・頭痛などを引き起こす熱中症。しかし体温が上がらない熱中症もあるようなのです。
ここでは体温が低い場合の熱中症についてご紹介します。

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熱中症で体温が低下する場合もある?

熱中症といえば体温が上がって頭痛やめまいがしたりするイメージですよね
しかし、熱中症の症状があるのに体温だけは低い。そういう場合は熱中症と判断していいのか、また身体を冷やしていいのか悩んでしまいますよね。

まず、皆さんが認識している熱中症にはいろいろな種類がある事をご存知でしょうか?
高い気温や高い湿度の中で過ごした事により、体温調節や体の循環機能が正常に働かなくなったりして起こる様々な症状を総じて熱中症と呼びます。

その種類によって皆さんがイメージするような体温がグングン上がってしまうものや、中には体温が上がらない場合の熱中症もあるのです。

熱中症の種類
●熱射病・日射病
体温調節中枢が異常となり熱を体外に放出できなくなる為、体温が上がる熱中症。

●熱虚脱
心拍数が上がり循環障害が起こる。倦怠感やめまいなどの症状がある。
体温が上がらない熱中症。

●熱けいれん
沢山汗をかいたことにより体内の塩分が奪われることで起こる。
体温が上がらない熱中症。

このように体温の上がらない熱中症もあります。
★体温の上がらない熱中症の処置方法はコチラ
関連記事:熱中症で体温が平熱や低い時は?処置は冷やすのでいいの?

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しかし、熱中症でもあまり体温が上がらなかったり平熱という事はあっても、「体温が普段よりも低下する」という症状がみられる熱中症の症状は調べても出てきませんでした。
この事から、熱中症の症状があるのに体温が平熱より低い場合が考えられるのは、
熱虚脱や熱けいれん等の体温の上がらない熱中症で、さらにたまたま熱を測った時の体温が普段より低かった。というケースか、もしくは他の病気の可能性もあります。

熱中症の症状で体温が下がる病気は?

熱中症の症状といえば、めまい・頭痛などがありますが体温が常に35.5度前後になってしまう低体温症という病気も同じような症状が見られます。
しかし、低体温症の症状は熱中症のように急激に起こるものではなく慢性的に体温が35.5度前後に低下し、疲れやすくなったり上記のような症状が少しずつ出始める事が多いようなので熱中症とは見分けがつきやすいかと思いますが、あまりにも体温が低く不調な状態が続くのであれば低体温症を疑うべきかもしれません。

熱中症は体温が何度だと熱中症なの?

では一体、体温が何度以上だと熱中症で、何度以下だと熱中症以外の病気なのか?
これは最初にもご紹介した通り、熱中症にも発熱するものとそうでないものがあるので一概には言えません。
しかし、熱中症の場合は発熱以外の症状(頭痛・吐き気・めまい・嘔吐・倦怠感など)がみられる事が多いですので、その症状を判断基準にして処置を行ったり、病院に行くようにしましょう。
関連記事:熱中症で病院に行くべき?受診するのは何科?どんな処置をしてもらえるの?
またあまりにも体温が低い場合も、念のため病院に行くことをオススメします。

普段から熱中症になりにくい体をつくるトレーニング方法はこちら
関連記事:熱中症になりにくい体になれる暑熱順化とは?そのトレーニング方法もご紹介!

まとめ

体温の低下は免疫力までも低下させてしまいます。冷えは万病の元と言われているくらいなので低体温の方は冷えの原因を突き止めて改善する努力をしましょう!

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