暑い季節になると心配なのが熱中症ですね。真夏でなく、春の温かい日でも熱中症になるケースが増えています。
ただの熱中症だし・・・と甘く見ていると命を落とす危険性もあります。ではどのような症状があったら病院に行けばいいのでしょうか?ここでは熱中症で病院に行くべき症状などを紹介します。
熱中症で病院に行くべき症状はこちら
めまいや立ちくらみがする程度であれば、ひとまずその場で様子を見ていいでしょう。
その際には日陰に移動し、水分を充分に取るようにしましょう。
水分はできるだけ普通の水ではなくスポーツドリンクを、経口補水液であれば尚良いです。
●いつまでたってもめまいや立ちくらみが治らない時
●頭痛、吐き気や嘔吐、倦怠感などの体がだるい感じがする時、自力で水分が取れない時。
こういう場合は病院へ行くことをおすすめします。
また、それ以上の
このような症状がある場合は救急車を呼ぶ必要があります。
救急車を待っている間も、涼しい場所に移動し、出来るだけ体を冷やしましょう。また横になって足を高い位置に上げるのも効果的です。
熱中症で受診するなら何科?
熱中症の症状がある時に受診するのは内科、もしくは救急外来です。
また、熱中症の症状がある時は血液検査をして重症度を判断する事があるので、血液検査が出来るような多少大きな病院へ行くことをおすすめします。
急を要する場合は救急外来へ行く。
熱中症で病院へ行くとどんな処置をしてもらえる?
病院を受診して、熱中症と判断された場合、どのような処置をしてもらう事になるのでしょうか。
これは熱中症の重症度にもよりますが、とりあえずは体を冷やす処置がおこなわれます。
これでは自分でする応急処置と変わらない!と思われるかもしれませんが、病院では氷枕や氷嚢、冷却マットなどをつかった体の外から冷やすという処置だけでなく、症状がひどい場合は体の内側から冷却する処置が行われます。
この他に吐き気や嘔吐で口から水分を摂取するのが難しい場合は点滴をされる場合があります。これは塩分を含んだ水分で脱水症状がある場合や電解質を整える場合に用いる点滴をされる事が多いようです。
このように、病院では家庭では出来ないような治療を受けられますので、少しでも不安なのであれば病院を受診するようにしましょう。
最後に
ここ数年毎年暑さが増しているような気がします。夏の楽しいお出かけも熱中症になってしまっては台無し・・・ですがもっと恐ろしい事にならないためにも、きちんと症状を見極めて早めに病院を受診しましょう。
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