大学生の仕送り金額は?生活費はいくら必要?光熱費も親が出すべきかなどをご紹介!

51656cdee1c9ce65934f0930f62d3b1d_s大学生のお子さんが家を出て一人暮らしを始めるとなると、
色々心配事も多いでしょうが毎月送る仕送りの金額についても
「いったいどれくらいにするのか」
「どこまで支払ってあげるべきか」
悩んでしまいますよね。
ここでは大学生の一カ月の生活費がどれほどかかり、
一般的な仕送りの平均がいくらくらいなのか等をご紹介します!

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大学生の仕送りの金額はどれくらい?

大学生に送る毎月の仕送りの金額は
お子さんが実際に住む地域や家賃の金額によっても変わりますが、
東京私大教連の調査によると
首都圏の私立大学に2015年に入学した学生へ
親が送る仕送り金額の平均は
月8万6700円だそうです。

この金額は家賃込みの金額で、
家賃の平均額は6万1200円とされていて
生活費として実際に使える金額は2万5500円です。

月に2万5500円、
一日にすると850円。

この金額を妥当と思うか
少ないと思うかは人それぞれだと思いますが
大体、家賃+α数万円というご家庭が多いようです。

とはいえ仕送りに出せる金額も決まっていると思いますので
「仕送りがキツイ!」
とならないように、最初に家を決める時に
家賃を少なくする努力をする
(家賃が安い部屋を選ぶ)のも1つの手です。

とはいえ、
やはり実際に暮らしてみない事には
何にいくらかかるのか
1人暮らしする本人もピンと来ないでしょうし、
親であるこちらとしても分かりませんよね。

生活費以外にゼミの教材費や
部活の費用が掛かってくる事もあるかもしれません。

しかし、
一度提示した仕送り金額を後から増やすのは簡単ですが、
減額するのはなかなか難しいと思いますので
最初は少なめで生活して様子を見たり、
必要なものがある場合その都度渡すというやり方をとる親御さんも多いようです。

大学生の生活費はいくらくらいかかる?

だいたい、大学生の生活費というものは
どういった項目にいくら必要なものなのでしょうか?

住居費は人それぞれ違いますよね。
家賃以外に必要な項目は
食費  2万~3万
交際費・娯楽費 1万~1万5000円
雑費  3000円
携帯代 7000円
衣類   5000円
などが必要となりこれだけで4万5000円~6万円となります。
また風邪をひいたときには医療費がかかりますし、
サークルの合宿などがあった場合にはさらに出費がかさなります。

そうなると、先程ご紹介した平均の仕送り金額(8万6700円)から
家賃(平均6万1200円)を抜いた生活費の2万5500円は
あっという間になくなってしまいますよね。

そこで最低限の生活費は仕送りでやりくりして
娯楽費・交際費などはアルバイトなどをして
稼ぐ学生がほとんどのようです。

また、月の食費は自炊と外食でも全然違ってきます。
それに外食ばかりでは健康にも良くないので
仕送りの金額は少なめでも
お米や野菜などの食材を送る親御さんも。

しかしそんな風に食費を安くする工夫をしても、
大学生の生活にかかるお金すべてを
仕送りするとなりと相当な金額になってしまいますし、
キリがありませんので
「遊ぶお金は自分で稼ぎなさい!」
というスタイルをとっている家庭が多いようです。


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大学生の光熱費も親が支払うべき?

最初にご紹介した仕送り金額の平均額(8万6700円)には
光熱費が含まれているかどうかは記載されていませんでしたが、
家賃(平均6万1200円)を除く生活費が2万5500円で1日あたり850円のところから、
さらに光熱費を差し引くとなるとかなり厳しいと思います。

では、仕送り金額とは別に光熱費も親が支払うべきなのでしょうか?

まず、大学生の1人暮らしの光熱費が
いくらくらいかかるのかを調べてみたところ、
家賃と同じく住んでいる場所や季節により変動はありますが
大体ガス・電気・水道で合計1万円以下のようです。

ガス・電気・水道のそれぞれが
平均2000円~3000円かかるという方が多く
合計で6000円~9000円程度。

その金額を「親として支払ってあげるべき」という意見の中にも、
「光熱費を節約する」という感覚を学ばせる事も大切と考える親御さんも多く、
毎月自動的にこちらで払うのではなく
払うにしても【光熱費は月に○○円まで】と明確にして
それを超える分は自分で支払ってもらうという約束をしたり、
最初から光熱費込みで仕送りをして
自分でやりくりしてもらうなど、いろいろ工夫をされています。

もちろん光熱費は支払わないという意見もあります。
その結果、足りない生活費を稼ぐために
「バイトばっかりする事になり勉強する時間もない」
となると問題ですが、
ある程度自分で稼ぐ力が必要だという考えであったり、
アルバイトを通して将来的に役に立つであろう
コミュニケーション能力やスキルを学ぶ事も大切と
感じている親御さんも多いようです。

まとめ

●親が送る仕送り金額の平均は月8万6700円(首都圏の私立大)
●交際費や遊ぶお金はバイトで稼ぐ大学生が多い
●光熱費を支払う場合はやりくりさせる工夫をさせる

アルバイトばかりではなく奨学金を使うのも1つの手です。
仕送りの金額を決める時は
「いくら必要なのか?」
という数字の問題だけではなく、
「どれくらいの金額にするのが我が子の成長につながるのか?」
という事も一緒に考えてあげる事が大切です。

また一方的に決めるのではなく、
お子さんの意見も聞いて話し合う事で
結果的に納得して自立する為に頑張って生活してくれるという事に繋がるのかもしれません。

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