3月と言えば雛祭りですね。
高齢者施設で毎月イベントやレクリエーションをされているところなら、
そろそろひな祭りの企画を考えるのでないでしょうか?
ここでは雛祭りにちなんだレクやゲームなどの
アイデアをご紹介しますので参考にしてみてください!
Contents
ひな祭りの行事を高齢者施設でするなら?
雛祭りのイベントはクリスマスやハロウィンなどより
ずっとお年寄りの方にとって馴染みが深い行事です。
ハロウィンとなると、
まずその行事の説明から入らなければいけませんが、
雛祭りの場合はそういう事もありませんので
スムーズに行事に入れますね^^
利用者の皆さんが楽しめるひと時になるように、
どこの施設でも職員さんが色々と試行錯誤されているようです。
職員さんが着物を着て、
リアルなひな人形となり
利用者の方と写真を撮って回ったり
二人羽折りをして食事をするなどして
皆さんの笑いを取ったり・・・^^;
※アツアツのおでんやケーキがウケるようです(汗)
そんな風に職員さんが身体を張って(?)
頑張るのもいいですが、
利用者さんにも参加してもらえるものも取り入れたいですよね!
ひな祭りで高齢者が楽しめるレクリエーションをご紹介!
どのイベントでも喜ばれるのは
写真の撮影
です。
後で家族にも見せられるので話のネタにもなりますし、
なにより家族の方にも喜んでもらえて、
どのようなイベントをしているのか知ってもらうきっかけにもなります。
せっかくの雛祭りイベントなので、
利用者の方にもお雛様になってもらって写真を撮るのがいいですね!
しかし、全員に着物を着てもらうとなると
時間もかかりますし、とても大変です。
そこで2つアイデアがあります。
●段ボールなどで撮影用の大きいお雛様とお内裏様を作る。
顔の部分をくり抜いて、そこに後ろから顔をはめてもらって撮影する。
●簡単な羽織るだけの着物を用意する。(青とピンクの画用紙で作ってもいいです。)
冠・扇・杓などの小道具(画用紙で作る)を持ってもらい撮影する。
女性の方には薄くお化粧をすすめる施設も多いようです。
久々のメイクアップは意外と喜ばれますよ!
<雛祭りに工作をするなら?>
折り紙などで可愛いお雛様を作るのもいいですが、
顔のパーツと輪郭を別に用意した画用紙を配り、
目隠しして福笑いの要領で仕上げてもらうのも面白いです。
出来上がったお雛様の顔は、
頭にのせられるように輪っかを付けてかぶってもらいましょう。
そのまま皆で記念撮影してもいいですね。
また、作った後に部屋に飾れるような
折り紙で簡単な桃の花を作るのもおすすめです。
思い出に残りますし、部屋も明るくなりますよ!
ひな祭りで高齢者にもわかりやすいゲームはこれ!
次に雛祭りにちなんだゲームを2つご紹介します。
貝合わせゲーム
ひなまつりのゲームと言えば
貝合わせです。
雛祭りの食卓にものぼる事が多いハマグリのお吸い物。
なぜ、ハマグリを食べるのかご存知ですか?
ハマグリの貝は、もともと対になっているものとしか
ピッタリ合わないようになっています。
この事から、一生に一人の人に添い遂げられるように、
という願いを込めて雛祭りの日に食べられるようになりました。
そのハマグリの性質を生かした昔からあるゲームが
「貝合わせ」です。
分かりやすいように、
あらかじめ対になるハマグリの内側に同じマークを書き込み、
全てのハマグリを床に伏せるように置きます。
あとは真剣衰弱の要領で
1人2枚ずつ裏返して同じものが揃えば取っていくというゲームです。
表面のハマグリの模様だけで
どれとどれがペアなのか、
わかってしまいそうなものですが、
これが意外と難しくて面白いので
やってみてください^^
ひなあられレース
人数の少ないところは個人戦で。
多いところはいくつかのグループにわかれます。
お皿を2枚テーブルに用意し、
片方にひなあられを5粒入れます。
お箸で何も入っていない方のお皿に
ひなあられを早くうつした方が勝ちです。
人数が多い場合は、リレーのようにどんどんバトンタッチしていきましょう。
(おはしが持てない方はスプーンで挑戦してもらいましょう!)
どちらがリードしているかなど、
臨場感たっぷりに実況中継するとさらに盛り上がりますよ!
高齢者施設でのひな祭りまとめ
いくつか雛祭りの催し物をご紹介しました。
そこまで特別な事をせずに、
食事の際に雛祭りにちなんだものを食べるだけでも
もちろんいいと思います。
利用者それぞれに合った楽しみ方をして頂けるといいですね!