年齢を重ねると健康にも気を遣うようになり、塩分の摂取量も気になってきますよね。しかし「減塩料理は薄味で美味しくない」というイメージが強く、なかなか取り組む事に前向きになれない方も少なくないようです。でも実は、減塩料理はコツをつかむと簡単に美味しく作る事が出来るのです!
ここでは減塩料理のコツや工夫についてご紹介します。
減塩料理はコツ次第でおいしくなる!
減塩料理というと専門的な知識がいったり、塩分量の計算が必要だったり・・・と難しいイメージがあるかもしれません。
実際に日本高血圧学会は「1日の食塩摂取量は6g未満」を推奨しています。1日6gという事は、3食たべるとして1食あたり2gだから・・・などと考えるとなんだか細かくて嫌になってしまいますよね。
とりあえず難しい事は抜きにして、今までの食事の調理に使っていた塩の量を減らす事を考えましょう。そして、無理なく出来る工夫を日常的に取り入れる事によって少しずつ減塩をして行くように心がけましょう!
では無理なく出来る工夫とはどういったものでしょうか?次でご紹介します!
減塩の工夫は調味料以外でも!
減塩の料理法と言えば調味料を変えて工夫する方法が紹介されている事が多いですよね。
例えば、
●塩を減らしてこしょうや・わさび・カレー粉・辛子などの香辛料を使って味を引き立たせる。
●柑橘類の酸味(レモン・すだちなど)を利用して薄味を感じさせない。
●だしをふんだんに使って旨みで勝負する。
どれもとても減塩には効果的なアイデアです!
それ以外にも調理法の工夫としては
●中までは味を染み込ませないようにして表面に味を付けて、舌に触れたときの塩分を感じさせる。
●とろみをつけることで料理の味を舌により感じさせる。
●こんがり焼けた香ばしい香りを味付けにして薄味に気づかせない。
などの方法も日々の調理に取り入れやすく、すぐに試してみることが出来ますね^^
減塩は食べ方の工夫でも出来る!
調理が済んだら後は食べるだけ・・・なのですが、じつは食べ方にも減塩を効果的にする工夫があるのです。
●調味料は料理にかけずに小皿にとって付ける方が調味料の摂取量が少なくなる。
●汁物を具だくさんにして汁の量を減らす。やはりお味噌汁等の汁には塩分が多く含まれているのであまり沢山は飲まないようにしましょう。
●カップラーメンなどの汁は飲まない。味の濃いカップラーメンや、一見害の無さそうなうどんの汁も塩分が多く含まれている場合があります。できるだけ汁は残すように心がけましょう。
最後に
全て一気に実践するのは難しいですので、できそうな簡単なものからチャレンジしてみてください。少しずつ無理のない減塩生活をはじめてみませんか?