年賀状を出した後に不幸があったら取り戻す事は可能?年末に喪中はがきは出すべき?

9b7b29df6fef0cdaa7a3958d93a1c1ba_s年賀状を用意して投函してしまった後に、身内に不幸があった場合は出してしまった年賀状はどうすればいいのでしょうか?ここでは投函済みの年賀状を取り戻す方法やその後の喪中はがきについてご紹介します。

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年賀状を出した後に不幸があった場合は?

本来、身内に不幸があった場合、喪中となり、その期間中のお祝い事や年賀状は控え、
普段年賀状のやり取りをしている相手にはあらかじめ【喪中はがき】を送って、「今回は年賀状を送れません」という事を知らせるのがマナーとなっています。

しかし、年末の年賀状を投函した後に身内に不幸があった。身内の不幸のお知らせがあった。
そういう場合はどうすればいいのでしょうか?
出してしまった年賀状もそうですが、本来出すべき【喪中はがき】については今更送っても間に合うのか?という疑問も出てきますよね。
一体どうすれば良いのでしょうか。

投函した年賀状は取り戻す事はできる?

投函した年賀状は取り戻すことが出来ます。

郵便局で郵便物の取り戻し請求を行えば一度出してしまった年賀状も手元に戻すことは可能です。
しかし、どのタイミングで取り戻し請求をするかによって値段や、複雑さに違いが出てきます。

まずポストに投函した郵便物は集荷された後に郵便局へ持って行かれ、
そこで宛先の地域によって分けられ発送準備が完了次第送られていきます。

その発送準備が完了する前か完了した後かによって料金がかかるかどうかが変わってきます。
発送準備前は無料で、発送準備完了後はもちろん発送後は料金が530円かかります。

投函した葉書が1・2枚など少ない枚数であればそれほど料金もかからず見つけ出すことも難しくないかもしれませんね。
また当日や翌日などに取り戻し請求を行うのでしたら、集荷された郵便局にまだまとまった状態である可能性があります。
しかし投函して数日経ってしまった場合、何十枚もある年賀状はそれぞれの地域の集配郵便局にまで送られてしまっているかもしれません。
その年賀状すべてを取り戻し請求をするのは大変と判断し、このようなケースの場合は出した年賀状はそのままにする方が意外と多いようです。

そして年が明けてから故人の関係者宛てには死亡通知を送り不幸があったことをお知らせする方法もあります。
また、こちらが年賀状を出していない相手から年賀状が来た場合は寒中見舞いをお返しし、身内に不幸があったことをお伝えします。

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年末に不幸があった場合喪中はがきは出すべき?

もし、取り戻し請求をした場合や、年賀状をまだ送っていない相手には喪中はがきは出すべきなのでしょうか?

その答えは時期によって変わってきます。

通常、喪中はがきは年賀状の受付が開始される12月15日の前日までには相手に届くようにするのがマナーです。

もし既に年賀状の締め切りが済んでいる、皆が年賀状を出し終えているであろう時期に喪中はがきを送ってしまうと、既に自分当ての年賀状を投函してしまった相手に取り戻し請求の手間をかけさせたり、
「もう年賀状を出してしまった!どうしよう!」という気持ちにさせてしまうかもしれません。

そういう場合は喪中はがきは出さず、年賀状を頂いた方へは松の内を過ぎた1月8日以降に寒中見舞いを送り身内に不幸があったので年賀状を出せなかった旨を伝えましょう。

最後に

年賀状の取り戻し請求を行った場合、その年賀状はそのまま郵便局で無料で新しいハガキや切手などに交換する事が可能です。
関連記事:年末に不幸があった場合は年賀状は返品できる?喪中はがきに交換は可能?
交換したハガキを寒中見舞いに使用する事も出来ますので、交換期限を過ぎないうちに郵便局で手続きしましょう。

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