年々日本に浸透しつつあるハロウィン。高齢者施設でも取り入れているところが多くなってきています。
ここでは高齢者向けのハロウィンイベントの進め方やおすすめのレクリエーションやゲームをご紹介します!
高齢者施設でのハロウィンはどう進める?
ここ数年高齢者施設でもハロウィンが浸透してきていると言っても、実際に利用されている高齢者の方がどれほどハロウィンについて知っているかは個人差もあるでしょうし、全く聞いたこともないという方もいらっしゃるかと思います。
そこへ突然、「仮装します!仮装させます!」、「ハロウィンなのでかぼちゃです!」と言われても全く持って理解できないままイベントが進んでしまう事になります。
じっさい若い世代でハロウィンを楽しんでいる人ですらハロウィンがどういうものなのか、なぜ仮装するのかは知らない人の方が多いと思います。
ですので高齢者施設でのハロウィンのイベントは、全員が全くハロウィンについての知識が無いと思って取り組むべきです。
突然ハロウィンにちなんだレクリエーションやゲームをするのではなく、
まず紙芝居や劇やお話などでハロウィンについて説明する事が大事です。
そして簡単にでもハロウィンについて知ってもらった後にレクリエーションやゲームに進むとスムーズですね!
介護施設でのレクリエーション、ハロウィンなら何をする?
では、介護施設や老人ホームなどの高齢者施設でのハロウィンのレクリエーションは何をすればいいのでしょうか?
ハロウィンと言うと仮装する事ばかりに目が行きがちで、
【職員が仮装する】 もしくは 【利用者に仮装してもらう】という考えが浮かびますが、
中にはそういう事をするのが苦手な方もいらっしゃいます。
かといって職員だけが仮装するのでは利用者がハロウィンに参加している感じがしませんよね。
そこで、何かハロウィンに関するものを制作するというレクリエーションをおすすめします。
カボチャ型の台紙を用意して、福笑いの要領で目や口を付けてもらうのもいいですし
(これは目をつぶってやると簡単なゲームにもなるのでオススメです)
ハロウィンにちなんだ絵を塗る、指塗り絵などもいいかもしれません。
また、入居者と一緒にかぼちゃプリンを作って食べるという事を行っている施設もあるようです。
仮装して写真を撮ったりするのもハロウィンらしくて楽しいですが、
ハロウィンにちなんだものを作成する事で、よりハロウィンのイベントの印象が残るかもしれません。
ハロウィンゲームで高齢者でも楽しめるものをご紹介!
制作のあとは簡単なゲームで少し頭や体を動かしてリフレッシュしてもらえるといいですね!
ハロウィンのゲームといっても難しい事はありません。
目新しい事をするのが難しいようでしたら、普段から行っているゲームをハロウィン仕様に変えるだけでもいいのです。
例えば
★定番の旗揚げゲームでも、旗をかぼちゃとオバケにする。
(かぼちゃあげて、オバケあげて という風に)
★スイカ割りならぬかぼちゃ割りにする。
(実際に割らなくてもいいですよ!使ったかぼちゃを夕飯に出せるといいですね^^)
★ペットボトルボーリングのピンをオバケに、ボールをかぼちゃ風にアレンジ!
★箱の中に手を入れて中の物を手触りで当てるゲーム!
中身をハロウィンに関係するカボチャや、全然関係のない物も織り交ぜて行ってもいいと思います。
ハロウィンだからと言って気負いせずに馴染みのある、ルールの分かりやすいゲームをハロウィン使用に変えた方がお年寄りにも理解しやすく楽しめると思いますよ!
最後に
ハロウィンも色々な楽しみ方があります。
施設によって出来る事もあれば難しいこともあると思いますので、簡単なものから上手に取り入れて素敵な催しが出来るといいですね!
また、高齢者施設で行うハロウィンイベントのアイデアをこちらでも紹介しています。
関連記事:老人ホームでもハロウィンを!施設でのイベントや介護施設でのアイデアをご紹介!
ハロウィン喫茶やパーティーなど、また少し違った楽しみ方をご紹介しているので参考にしてみてください^^