赤ちゃんの塩分補給はどうしたらいいの?イオン飲料は薄めるべき?手作りの方法もご紹介!

近年の夏は毎年暑さが増しているような気がしますね。夏は熱中症対策として水分だけでなく塩分補給も必要と言われていますが、まだミルクや母乳を飲んでいる赤ちゃんにはどうやって塩分補給をさせてあげればいいのでしょうか?ここでは赤ちゃんの適切な塩分摂取方法などをご紹介しています。

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赤ちゃんの塩分補給方法は?

あかちゃんはただでさえ汗をたくさんかきますし、おしっこの回数も多いので体から水分が失われるスピードが速いです。その上、大人と違って体の水分の量によっておしっこの回数を減らすなどの働きをしてくれる肝臓もまだ未発達なので、体の中の水分が充分でない状態でもどんどん排出してしまう事があるのです。

母乳やミルクにも塩化ナトリウムは含まれていますので普段はそれでいいかもしれません。
しかし、熱中症の時だけでなく赤ちゃんの体調が悪くて下痢をしてしまっている場合など、水分がどんどん排出されている状態の時は母乳の塩化ナトリウムだけでは補う事が出来なくなります。

また、発熱していて汗をいつもより沢山かいている、嘔吐下痢によって水分が失われているのにもかかわらず、水分を取りづらそうな時はイオン飲料水などを与えて水分と塩分を補給する必要があります

とはいっても、市販のイオン飲料水を赤ちゃんに与えてしまっていいのか悩んでしまいますよね。
次に赤ちゃんにイオン飲料水を与える方法をご紹介します。

赤ちゃんにイオン飲料を与える場合は薄めるべき?

熱中症や発熱など、急激な体温上昇でいつも以上に汗をたくさんかいたり、下痢・嘔吐で脱水状態になると、体に必要なナトリウムやカリウム、塩素などのミネラル分も失われてしまいます。
そこでとにかく水を飲ませればいいと思いがちですが、普通の水を与えるだけでは逆に体内のミネラルの濃度を薄めてしまう事になります。そうすると体内のミネラルの濃度を保とうと赤ちゃんの体はさらに余分な水分を放出しようとするので結局水分は吸収されにくくなってしまうのです。

そういう場合はイオン飲料水などの適度なミネラル分が含まれている水分を摂取する方が効果的です。しかし、大人用のスポーツドリンクやイオン飲料水は糖分や塩分が多すぎるので赤ちゃん用のイオン飲料水を飲ませる方がいいです。
大人用のものを薄めて飲ませればいいのでは?と思うかもしれませんが、赤ちゃん用のイオン飲料は大人用の物とはイオンバランスが違い、あかちゃんが汗や下痢などで失った水分の成分や濃度に近いバランスの比率になっています。
急に体調が悪くなった時の為に赤ちゃん用のイオン飲料水を買っておくのもいいかもしれません。

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どうしても大人用のものしかない場合は半分~1/3程度に薄めるようにして、そのまま飲ませる事はしないようにしましょう。

赤ちゃんにイオン飲料を手作りしてみよう!

急な赤ちゃんの脱水症状の時や市販のイオン飲料は赤ちゃん用であってもなんだか抵抗がある・・・という人は赤ちゃん用のイオン飲料を手作りして飲ませてあげましょう。

手作りイオン飲料
●下記の材料をすべて混ぜて溶かすだけで出来ます!
水 カップ5
塩 小さじ1/2
砂糖 大さじ4と1/2
レモン汁 少量

かなり甘く感じますが、これでも大人用の市販のイオン飲料よりは糖分が少ないのです。

しかし、市販のものも手作りの物も甘くておいしいので、あまり日常的に与え過ぎると虫歯や太り過ぎの原因になってしまいます。普段は与えないようにして、いつもより汗をかいている時や水分が足りていない時などだけあげるようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんは喋る事ができないので、のどが渇いていたり体調がおかしくても訴える事ができません。夏の暑い時期は普段以上に体調の変化がないか気を付けて見てあげるようにしましょう。

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