雛人形の防虫剤は洋服用でもいい?種類や人形用との違いを詳しくご紹介します!

雛祭りが終わり、雛人形を仕舞う時に「あ!人形用の防虫剤を買うのを忘れてた!」という経験はありませんか?
さらに人形用のではなく洋服用の防虫剤ならあるんだけど・・・という場合は洋服用の防虫剤をひな人形に使ってしまっていいのでしょうか?ここでは人形用と洋服用の防虫剤の違いなどをご紹介します。

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雛人形の防虫剤は洋服用で代用できる?

人形用の防虫剤が無い場合、ストックしてある洋服用の防虫剤があるのなら、それを使いたくなりますよね。
しかし、洋服用と人形用ではそもそも防虫剤の成分が違います。

同じ防虫剤でもその成分は用途や使う場所によって分けられているのです。
さらに、ひな人形に使う防虫剤の成分にも種類が複数あり、
その種類によっては混ざってしまうと大変なことになる事も。

それは「2種類の成分の防虫剤を一度に使用しなければいい」という事だけではありません。

去年まで使用していた防虫剤の成分がひな人形や段ボールに残っていれば、今年に別の種類(成分)の防虫剤を使用してしまうと成分が混ざってしまう可能性があり、別の成分の防虫剤を一度に使っている事と同じになるのです。

ですので、洋服用の防虫剤をひな人形に使ってはいけませんし、出来れば去年と同じ成分を使用している防虫剤を選ぶべきなのです。

まず人形用じゃないとダメ出し、去年まで人形用なら同じ種類のものを使うべき

雛人形の防虫剤はどんな種類があるの?

種類や成分が沢山ある と書きましたが、実際どのような種類(成分)の物があるかご紹介します。

防虫剤に使われている成分の種類
●樟脳
・合成樹脂やプラスチックを溶かす・変形させる恐れがある
・金箔・金糸・銀糸を変色させる恐れがある
・匂いあり

●パラジクロルベンゼン
・合成樹脂やプラスチックを溶かす・変形させる恐れがある
・金箔・金糸・銀糸を変色させる恐れがある
・布の色を変色させる恐れがある
・匂いあり

●ナフタリン
・合成樹脂やプラスチックを溶かす・変形させる恐れがある
・匂いあり

●ピレスロイド
・銅や真鍮を変色させる恐れがある
・金箔・金糸・銀糸を変色させる恐れがある
・匂いなし

●ピレスロイド系の防虫剤エムペントリン
・銅を含む物質は変色させる恐れがある
・金箔・金糸・銀糸は変色しない
・匂いなし

こうやって見てみると、どれもこれも問題だらけでどれも使用できない感じがしますよね。
特に合成樹脂やプラスチックを溶かす・変形させる恐れがあるものが多いですが、人形の手やお顔がプラスチックで出来ている物は少なくありませんし、小道具などにもプラスチックが使われている物が多いと思います。

しかし、合成樹脂やプラスチックを溶かさない【ピレスロイド】では、これまたひな人形で良く使用される、金箔・金糸・銀糸を変色させる恐れがある。
そこで一番最後にご紹介している同じピレスロイド系の防虫剤成分【エムペントリン】はどうでしょう?
この【エムペントリン】で唯一気を付けなければならないのが銅を含む物質です。しかし、濃度が高い場合に銅に安納するようなので使用量を守っていればさほど問題はなさそうですね。
しかも金箔・金糸・銀糸も変色しないので、すべての防虫剤成分の中ではこの【エムペントリン】が一番人形用の防虫剤成分として使われているようです。

お馴染みの防虫剤「わらべ」にも【エムペントリン】が使用されています。


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防虫剤人形用と洋服用との違いは?

防虫剤の種類が色々あるのはお分かりいただけたでしょうか?
では人形用と洋服用の防虫剤の違いはその成分だけなのでしょうか。

今でこそ、洋服用の防虫剤も1年用という使用期間の長い物が多く出てきていますが、
もともと洋服用の防虫剤は半年用とか数カ月用という試用期間が短いものが多かったのです。
洋服はひな人形と違ってだいたい半年に1回衣替えをしますもんね。

それとは違い、1年に1回しか出番のないひな人形用の防虫剤はゆっくり長く効き目が続くように作られているのです。

また、洋服用の防虫剤は香りが付いている物がありますが、人形用は無臭のものが多いです。

最後に

最近は洋服用の防虫剤の中でも、クローゼット用・タンス用・スーツ用・ワンピース用・・・などなど使う場所から服の種類によっても細かく分かれている商品があります。
その使用途によってすべて細かく防虫剤を分けろ!とはいいませんが、人形用と洋服用の防虫剤くらいはキッチリ分けてあげてください^^

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