インフルエンザ熱が下がった後も病院に行く?解熱後も感染する?検査できるのかもご紹介!

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この症状はきっとインフルエンザだ!思いながらも病院に行けないまま熱が下がってしまった。毎年流行しているインフルエンザにかかる人の中にはこういう方も多いようです。熱が下がったのなら病院に行くべき?それとも行かない?ここではそんな疑問にお答えします。

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インフルエンザで熱が下がった後でも病院に行くべき?

冬になると毎年流行してしまうのがインフルエンザですね。

高熱に頭痛・関節痛などの症状が突然出て、これはインフルエンザかも!
となった時にすぐに病院に行ければいいのですが、発症後すぐにインフルエンザの検査をしても陰性となってしまう事もあり、タイミングを見計らっているうちに熱が下がってしまった。

または金曜日の夜に突然熱が上がり辛くてなかなか病院に行けず土・日と過ごす間に熱が下がってしまった。

などなど、病院に行ってインフルエンザの検査を受ける前に熱が下がってしまう。というケースも意外と良くあるようです。

その場合は病院に行くべきなのでしょうか?

★病院に行くメリット・デメリットは?

デメリット:症状が目に見えて回復に向かっているのならこのまま安静にしていた方がいい。
外出して体力を使ったり、弱っている身体で病院に行った事で実はインフルエンザじゃなかったのに他の患者さんからインフルエンザが移る可能性もありますし、インフルエンザが治りかけているのに他の風邪をまた貰う事になるかも。

メリット:病院に行っても解熱後であればインフルエンザの薬は処方してもらえないでしょうから(抗インフルエンザの薬は発症後48時間以内でないと効果がないと言われています)解熱後病院に行くメリットは本当にインフルエンザなのかを検査キットで確認する事にあります。
インフルエンザかどうかわからない状態で学校や職場に行くのは他の方へ感染させてしまう恐れがあります。
また検査して自分がインフルエンザだと分かっていれば、その後家族が発熱した場合にインフルエンザの可能性が高いという前提で対応が迅速に出来ます。
家族にお年寄りや受験生や赤ちゃんなどがいる方は、例え熱が下がっていても病院で検査する方が多いそうです。

インフルエンザは熱が下がった後も他の人に感染する?

たとえ熱が下がっていても、インフルエンザを他の人へ感染させてしまう可能性は充分あります。

厚生労働省によるとインフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。これは熱が下がっていても排出されるウイルスの量は減りますが同じことですし、
咳やくしゃみの症状があれば尚更気を付けなければいけません。

学校保健安全法ではインフルエンザと診断された場合はインフルエンザの症状が出た発症した日から5日、なおかつ熱が下がってから2日(幼児は3日)は出席してはいけないことになっています。
社会人になると、その会社ごとの規定もあるでしょうがなるべく人にうつす可能性を減らすために熱が下がった後でも病院に行って検査をしてもらうべきかもしれません。


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インフルエンザは熱が下がった後でも検査できるの?

ではインフルエンザの検査は熱が下がった後何日くらいまで出来るものなのでしょうか?

インフルエンザを診断する検査キットではインフルエンザが治ってからも、しばらくの間は陽性の反応が出るようです。
しかし、陰性として結果が出る事もあるので病院によっては検査してもらえないところもあります。

その場合は自分自身の発症から解熱後の症状と学校保健安全法の定めた≪発症した日から5日、なおかつ熱が下がってから2日(幼児は3日)≫を参考に他の人に感染しないように自己判断をするしかありません。

どちらにしても、熱が下がった後も咳やくしゃみが出ている間は安静にしておく方がいいようです。

また、家族に抵抗力の弱いお年寄りや赤ちゃんなどがいる場合は、出来るだけ離れて過ごし
マスクや手洗いなどを徹底して行うようにしましょう。

最後に

インフルエンザの予防接種をしていると症状が軽く済むことがあります。しかしそうなると今度は本当にインフルエンザだったのかどうなのかが気になりますよね。
咳やくしゃみなどの症状が残っている場合はインフルエンザの検査をしてもらえないにしても一度病院に行って診断を受けた方が安心できそうですね。

関連記事:インフルエンザの予防接種は2歳でもするべき?必要性や2歳への効果をご紹介します。

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